INTERVIEW社員インタビュー
interview 13お客様との信頼構築を大切に
K.T 2024年入社
エンベデッドシステム事業部
第2開発グループ
テクニカルエンジニア
(インタビュー日時:2024年12月4日)
プロフィール/入社のきっかけ
大学院で情報工学専攻を修了後、新卒で入社した会社では数十から数百台の業務用エアコンを操作するコントローラの開発をしていました。4年半ほど経った後、Web分野に興味を持ち転職しましたが、転職先のハードな働き方が合わず再度転職し、半年前に日創工業に入社しました。 日創工業は転職エージェントの紹介で知りましたが、エンジニアに優しく、長く働きやすい企業だと感じた点が決め手でした。実際に入社してみると、配属面談で本人の希望を聞いてもらえたり、配属後も月1回の面談で上長と現場の状況を共有し、必要に応じて会社経由でお客様に要望を伝えてもらえたりと、エンジニアを大切にしている会社だと実感しています。
現在の仕事内容
お客様先に常駐し、GNSS受信機のソフトウェア設計、開発及び評価をしています。あまり馴染みがない用語かもしれませんが、位置情報を利用したサービスで使われているGPSはGNSSの一種です。 私自身、未経験分野の仕事に不安はありましたが、現場配属後は開発中製品の評価業務から担当し、経験があるUI関連の実装を経て、少しづつ業務に慣れていきました。 現在は新機能の詳細設計や実装も任せてもらえるようになり、業務の幅を広げられていると実感しています。 お客様のチームに入って仕事をする上で、自分の「ミッション」は何かを考えるようにしています。これは先輩社員の受け売りなのですが、お客様が抱えている課題に対して自分がどのように貢献できるかを考えるという意味です。今の現場では、「(遅れてしまいがちな)仕事を終わらせること」が私のミッションだと考えており、効率よく仕事を進めることを意識しています。
入社時と比較して成長したポイント
配属直後に比べ、お客様に頼られる機会が増えたことです。一緒に仕事をしているお客様は比較的若手の方が多いのですが、技術的な面で気付いたことは積極的にフォローするように心掛けてきました。そういった関わり方を続けるうちに、お客様の方から私に相談を持ち掛けていただけるようになり、信頼関係を築けたことにやりがいを感じています。 技術的な面では、業務を通してPythonやLinuxの知識を深められています。これまでPHPを使った開発の経験はありましたが、現在はPythonを使ったUI開発に携われているため、これまでの経験に加えて新たな軸を増やせているような感覚です。
スキルアップの方法
業務を通して得た知識について空き時間にもう一歩調べ、理解を深めるようにしています。私の場合、組み込みソフトウェアの設計・開発の経験はありましたが、お客様先で求められる技術要素に未経験のものがあったり、経験のある技術でもお客様の業界に関する知識が必要であったりと、常に何かしらの課題は発生します。業務の中で知識を吸収するようにしていますが、独力で業務を進められる幅に限界が来てしまうため、少しづつ知識の幅を広げられるように心掛けています。日々忙しいと言ってしまいがちですが、通勤時間や就寝前など、時間を有効に使う意識が大切だと思います。
直近および将来的に身につけたいスキル
直近では、技術面でLinuxやPythonのスキルをより深めていきたいです。どちらも経験がある技術ですが、業務で扱う中でまだまだ知識不足を感じることがあります。ある程度使えるというだけでなく、正しい知識を人に教えられるよう、力を付けていきたいと考えています。 長期的には、ビジネス面のスキルとしてチームマネジメントの力を向上させたいです。現在の業務でも、自分以外のメンバーの方にタスクを依頼して動いていただく場面があるのですが、チーム全体として誰が、どう動くのかが最適なのかを考えるのは、難しくもありやりがいを感じる場面でもあるため、自身の力として成長させていきたいです。
応募者の方へメッセージ
日創工業は、エンジニアを大事にしてくれる会社だと思います。私自身、客先常駐といった働き方は初めてで不安もありましたが、配属後も上長やメンター、キャリアカウンセラーの方と面談する機会があるため、気になったことや不安なことをヒアリングしてくれる機会が用意されています。 また、入社後に実感したもう一つの良さとしては、何と言っても人の良さです。私が入社して1ヶ月後に参加した飲み会でも、穏やかな人が多く、年齢関係なく気さくに話せる雰囲気だったことが印象的です。客先常駐の場合、他の社員と会う機会は中々ありませんが、休日のボードゲーム交流会やスポーツサークルなどもありますので、そういった場に参加してみるのもおすすめです。