INTERVIEW社員インタビュー
interview 19好きなことが、未来をつくる
Y.K 2021年入社
エンベデッドシステム事業部
第1開発グループ
テクニカルエンジニア
(インタビュー日時:2024年12月4日)
プロフィール/入社のきっかけ
私は小さいころからエンジニアになることが夢で、4年制大学で電気電子情報工学を専攻しました。 卒業後は、前職でプラント向け制御システムのハードウェアテストエンジニアとして働き、主にシステムの安全性や信頼性を確保する業務に携わっていました。 日創工業との出会いは、ソフトウェアエンジニアへのキャリアチェンジを考えていた際、求人サイトで同社を知ったことがきっかけです。 未経験での転職に不安はありましたが、充実した3か月の研修制度や、 研修修了後は先輩エンジニアが参画しているチームに配属されるようになっていることなど 研修後も安心して業務に取り組めるサポート体制に魅力を感じ、入社を決めました。
現在の仕事内容
現在、車載ECUのモデルベース開発に携わっています。 この業務では、MATLAB/Simulinkを活用した制御システムのモデリングやシミュレーションを通じて、設計・検証を効率的に行い、高品質な製品開発を支えています。 特に、要件分析からモデル設計、シミュレーションによる動作検証、コード生成までを一貫して行うことで、開発プロセスの最適化を図っています。 また、チームリーダーとしてメンバーの進捗管理や技術的な支援を行いながら、チーム内のコミュニケーションを円滑にし、目標達成に向けてチーム全体のパフォーマンス向上に努めています。
仕事をする上で大切にしていること
仕事をするうえで私が大切にしているのは、「一人で考え込まないこと」です。入社当初は技術的な面で多くの壁にぶつかることがありました。もともと質問するのが苦手で、自分だけで解決しようと試みるタイプだったため、効率的な解決に至らず、時間を無駄にしてしまうこともありました。 現在は早めにチームメンバーや上司に相談し、別の視点や経験を取り入れることを心がけています。このような姿勢は技術的な課題の解決だけでなく、仕事の進め方や職場環境、さらにはプライベートの悩みへの対応にも役立っています。そして、日創工業はこうした相談への社内制度もあり、積極的にサポートしてくれる会社だと思います。
この仕事の楽しさ・やりがい、大変さ・苦労
車載ECUのモデルベース開発業務の楽しさは、自分の仕事が直接自動車の安全性や快適性に貢献し、多くの人々の日常生活を支えていると実感できるところです。 自動車は非常に身近な存在だからこそ、自分が手掛けた技術が実際に車に搭載されて動いていると考えると、大きな達成感を得られます。 特に、シミュレーションで自分が作成した制御モデルが期待通りに動作し、問題なく結果が出たときにはとても嬉しく、この仕事の醍醐味だと感じます。 苦労する点としては、車載ECUは非常に高い信頼性が求められるため、不具合にはとても厳しいです。 自動車業界では厳格な安全基準や規格が存在するため、それらを正確に理解して制御モデルの設計からコード生成、テストに至るまで、細部に注意を払いながら進める必要があります。
将来の目標、キャリアビジョン
入社してから数年が経ち、会社では先輩としての立場に立つようになりました。 初めは右も左も分からない状態でしたが、チームの先輩や上司が親身に相談に乗ってくださり、課題に対して一緒に考えてくれる風土に助けられました。 現在は後輩を指導する立場となり、私が経験したように、困っている仲間を支えていきたいと思いってます。 また、今後の目標はソフトウェアエンジニアとして技術力を磨きながら、プロジェクトをリードできるエンジニアになることです。現在は主に設計や開発業務を担当していますが、将来的にはチーム全体を効率的に動かすマネジメントも出来るようになるために、プログラミングスキルや設計能力の向上はもちろん、コミュニケーション能力やマネジメントスキルの習得にも力を入れています。
応募者の方へメッセージ
私は未経験で入社し、現在4年目になります。 入社当初はプログラミングの知識がほとんどありませんでしたが、研修や先輩方への質問、自主的な試行錯誤を通じてスキルを身につけてきました。 現在では後輩を指導する立場となり、ソフトウェアエンジニアとして日々業務に取り組んでいます。 未経験からの挑戦に不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、日創工業では研修制度や先輩のサポート体制が充実しており、学ぶ意欲さえあれば確実に成長できる環境が整っています。 私自身、この環境を活かして成長することができました。 経験者の方も未経験者の方も、ぜひ一緒に成長しながら、新しい技術に挑戦していきましょう。