INTERVIEW社員インタビュー
interview 22モノづくりって面白い
Y.T 2024年入社
エンベデッドシステム事業部
第1開発グループ
テクニカルエンジニア
(インタビュー日時:2024年12月4日)
プロフィール/入社のきっかけ
私は、4年制大学の経済学部を卒業後、新卒でIT企業に入社しました。文系出身でプログラミングの経験は全くありませんでしたが、"モノづくり"をしたいという思いから、IT業界を選びました。前職では、主にC言語を使用した車載系の組み込み開発に約3年従事していましたが、別業界の組み込み開発にも挑戦したいと考え、転職活動を行いました。日創工業に入社を決めた理由は、設計から検証までの一貫して開発プロセスを担える点です。自分で考えた設計をもとに実装し、その後の検証を経て、完成した"モノ"が実際に動くということを経験ができることが、私が新卒時代に抱いていた"モノづくり"への理想を実現できると感じ、入社を決めました。
現在の仕事内容
受託業務として、医療機器向けの開発に従事しています。本開発では、主にUSBやEthernetを用いた、対抗機との通信を実現するための開発を担当しています。作業内容としては、設計から検証までを一貫して行っており、新しい機能ごとに「どうすれば動かせるか?」を調査しながら設計書を作成し、お客様と方針を摺合わせ、決定した内容をもとに実装・検証を進めるという流れで業務を進めています。USBやEthernetに関しては、本開発に参画するまで全く経験がありませんでしたが、同じプロジェクトに携わる日創工業のメンバやお客様からサポートを受けながら、日々学びながら業務に取り組んでいます。
仕事をする上で大切にしていること
"最後までやりきること"を大切にしています。開発中は、思い通りに"モノ"が動作しないことや、技術や知識が乏しく、計画通りに作業を進まないことがよくあります。この時、途中で諦めてしまうのではなく、可能な限り自分で調べることや、周りの頼れる方に質問をすることで、少しでも問題を解決できるよう取り組むようにしています。実装や検証を中途半端に終わらせてしまうと、製品の品質が低下し、顧客からの信用を失うだけでなく、最悪の場合、会社に損害を与えることもあります。"最後までやりきること"は、製品の品質向上や顧客の信用獲得のための1つの方法です。また、困難な状況を乗り越えることで、自信をつけることやスキルも高めることもできると感じています。そのため、今後も"最後までやりきること"を大切にしていきます。
この仕事の楽しさ・やりがい、大変さ・苦労
この仕事の楽しさは、何と言っても"モノ"が実際に動く瞬間です。試行錯誤しながら実際に手を動かしプログラミングしたシステムが、ハードウェアと連携し、期待通りに動作した瞬間の達成感は、他の業界では味わえない特別な喜びだと感じています。また、これまでに自動車や放送用カメラ、医療機器などの開発に携わりましたが、自分が関わった製品が市場に流通し、誰かの手に渡っているということが、大きなモチベーションにもなっています。一方、開発する製品の規格や仕様が難解で複雑であったり、日々新しい技術が発展していることで、都度それらについて、学習していかなければならないことは、大変な点でもあります。
将来の目標、キャリアビジョン
将来は、プレイングマネージャーとして活躍したいです。これまでは、メンバとしてプロジェクトに関わることがほとんどでしたが、リーダーとしてプロジェクトを管理することにも興味があります。ひとりのメンバとして手を動かして"モノづくり"をしながら、プロジェクトを成功に導くために全体の管理することもできれば、「"モノづくり"がしたい」という思いと、「プロジェクトを管理してみたい」という思いの2つを同時に実現できると考えています。そのためには、業界や案件の内容、プロジェクトの立ち位置などには拘らず、様々な経験を積み、知識や技術を高め、"知っている"を増やして行くことが大切だと考えています。
応募者の方へメッセージ
未経験の方でも、"モノづくり"に興味があれば、チャレンジできる業界だと思います。私も就職するまでは、組み込み業界ことは全くわかりませんでしたが、研修や業務を通じて少しづつ技術や知識を身につけ、今もエンジニアとして働き続けられています。日創工業では、3ヶ月間の未経験者向けの研修が行われており、毎回4~5名程度の方が参加されています。同じぐらいの知識・技術の方と対面で研修が受けることができるので、未経験でも挑戦しやすい環境だと感じています。一方で、経験者の方にとっては、設計から検証まで一貫した開発案件に携わることができる点が日創工業の魅力のひとつです。また、当社は、中途採用率が100%なので、社員同士の風通しも非常に良く、すぐに馴染んで働いていただけると思います。一緒にお仕事ができることを楽しみにしています。