INTERVIEW社員インタビュー
interview 01昨日の自分より、1歩先を
H.M 2018年入社
エンベデッドシステム事業部
第1開発グループ
テクニカルエンジニア
(インタビュー日時:2021年9月8日)
プロフィール/入社のきっかけ
高等専門学校の制御情報工学科を卒業した後、前職ではカスタマーエンジニアとして、駅務機器の保守・メンテナンスを主に担当していました。既存のモノへの対応を繰り返し行う中で、新しい生活や技術を生み出していくモノ創りに魅力を感じ、転職活動を始めました。 学生の頃は情報学科で多少ITの知識はかじっていましたが、前職は全くの違う分野だった為、かじった知識すらも忘れた状態でした。そこで業界未経験でもIT業界に挑戦できる会社を探していた中、転職エージェントの方からご紹介で、日創工業を知りました。日創工業は未経験者向けの研修制度が非常に充実しており、自分が新たな業界で挑戦していくために適した環境であると感じたため、入社を決意しました。
現在の仕事内容
車のメーターパネルのソフトウェアを開発しています。メーターパネルの開発は大きくMAIN側、SUB側と分かれ、それぞれがAPL層とDRV層と階層が分かれています。1階層ごとにチームを組み開発を担当していて、その中で私はMAIN側・APL層の開発を担当しています。 実際の作業内容は、お客様から提示された動作要求を実現するため、現状のソフトウェア構成を基に、ハードウェアの仕様、他階層との車両情報の入出力を考慮して、分析、設計、コーディング、単体テストまで実施します。 車のメーターパネルを模したマイコンにて、疑似的に車両情報の信号を入出力できるソフトを使用しての実機テストも行っています。
仕事をする上で大切にしていること
お客様からの要求を達成できるように常に心掛けています。要求された仕様はお客様との認識違いが出ないよう、都度連絡を取り合い仕様の整合を行います。仕様の認識ずれは上流工程の段階で解消しないと、下流工程に行くにつれ、上流工程への手戻り等が発生し、納期にも大きく影響が出るためです。 また、ワークライフバランスも大切にしています。座り仕事でPC業務が多い業種の為、どうしても運動不足になりがちで、目や肩に負担が掛かります。自分の身体、メンタルと相談しながら、時にはチームメンバーと協力し合い、仕事の手助けや休暇を取るなりなどして、仕事を続けるのも重要なことです。
この仕事の楽しさ・やりがい、大変さ・苦労
自分が作成したソフトウェアが設計した通り動いたときに楽しさを感じます。複雑なソフトの開発を担当しているときは、何度も頭を抱えますが、それを完成させた時には何ともいえない達成感に包まれます。同時にそれが自分の自信に繋がり、自分の成長が実感できることにやりがいを感じます。当初は知識、技術不足で理解困難だったことが開発サイクルを重ねるごとにその分野の専門知識、技術が向上していることを実感します。 また、日々IT業界は新しい技術が絶えず進化しています。業務でも使用するツールやマイコンは毎サイクル更新されており、その度に新しい技術や知識を学習しなければなりません。常に学習する姿勢を持たなければいけないのが、大変でもありますが、やりがいでもあります。
将来の目標、キャリアビジョン
現状の目標は幅広い知識習得、技術力の向上です。現在の業務は車載系で、未経験入社から携わっています。今まで以上に車載系の知識、技術を深めることは勿論ですが、他分野にて使用している言語やOS等の技術の幅を広め、様々な場面に対応できるエンジニアを目指したいです。 そして、取得した知識、技術を基に、ゆくゆくはマネージャーとして会社に貢献していきたいです。より大きなプロジェクトを任せてもらえるように、説得力のある技術力とマネジメントスキルを蓄積しながら、会社全体の価値を高められるような人物を目指していきたいと思っています。
応募者の方へメッセージ
IT業界は未経験だけど、この業界に入って仕事をしてみたいという方は、日創工業を是非おすすめします。未経験者研修制度が充実していることはさることながら、日創工業には、同じく異業種から転職されて来た先輩が数多くいます。先輩達がどのようなキャリアを歩んでいるのか、どんな悩みを持っているのかなどの情報が豊富で、入社後の自分のキャリアプランが想像しやすい環境だと思います。 経験者の方でも各種支援制度が充実しており、意欲的に学習する方へのサポート体制は万全です。 いつの日か、同じ日創工業の仲間として、一緒にお仕事ができることを楽しみにしています。