interview 03 - 日創工業株式会社

プロフィール／入社のきっかけ

私は2018年に四年制大学の外国語系の学科を卒業し、一年間小売業の販売員をしていました。その後IT企業を中心に転職活動を行い、日創工業に入社しました。応募を決めたきっかけは、未経験研修制度でした。私はもちろんIT関連の知識など一切ない状態でしたので、一からすべて教えていただける企業は非常にありがたかったです。実際の未経験研修では一人一台サーバーが渡され、自由に構築や設計が出来る環境で学んでいきます。「あれやってみたい！」、「これってどうなるの？」を即実行に移せる環境なので、座学オンリーとは比較にならないほどの知識や経験が身につきます。また内定を頂いた後に研修担当の方とお話をする機会があり、内部で働く方の空気や考え方などに直に触れることができました。人事の方や総務の方には聞きづらい質問などを掘り下げることができたので、実際働く際のことを事前にイメージすることが出来ました。

現在の仕事内容

私は現在、得意な英語の適性を活かし、外資系のセキュリティ製品ベンダーに常駐し製品のサポートを行っております。主な仕事内容は大まかに三つあります。一つ目は、障害と仕様確認の対応であり、これが業務時間の大半を占めます。お客様環境で発生した障害をいただいた情報をもとに再現/検証し、そして原因究明や回避策の模索、R&D部門へのエスカレーションなどを行っております。二つ目は、毎期行われる顧客向けトレーニングです。新バージョンリリース時、リリースノートも公開されますが、こちらはすべて英語のみとなっております。また求められるレベルが日本のお客様と海外のベンダーで異なる場合が多々あるため、翻訳や補足も含め資料作成を行い、プレゼンテーションを行っております。最後に、ナレッジベース等のドキュメントの翻訳です。各種マニュアルも英語で発行されているため、重要度が高いものやお客様の要望に合わせ行っております。

仕事をする上で大切にしていること

私は「ゴールを設定すること」を大切にしております。障害が発生した際、もちろんその障害が解消され且つ将来的な回避策を用意することが理想ではあるのですが、時にはどうしても対応が困難な場合やお客様の要望に寄り添えない場合があります。そんな時はお互いの意思を尊重し、両者にとって納得のいく終着点を探すことが大切になってきます。またお客様対応以外でも、この「ゴール設定」は大切にしております。「ゴール」が見えないと、進み出す方向が最初からずれてしまう可能性があります。何事も到達点/終了点をイメージしてから物事に取り組むことで、そこまでの道のりを描き出すことが出来ますので、常にこの「ゴール設定」を意識づけるようにしております。

この仕事の楽しさ・やりがい、大変さ・苦労

私は、何か新しいものに触れた時や物事が解決した時に楽しさややりがいを感じます。 IT業界は日進月歩であり、特にセキュリティ関連の技術はクラッカーとのいたちごっこの様相を呈しております。どこに目を向けても新しい技術に満ち溢れており、私にとってこれ以上に「面白そう」な場所はありません。この業界には、同じように感じている方も多いのではないでしょうか。また同時に、この知識の海の広さが大変な点でもあります。一つの技術分野だけで構築されているシステムは一つもなく、わずかに視野を広げればそれだけで知らない技術と対面することになります。如何なスペシャリストでも新人と同じく(そのレベルは違えど)「知らないことがある」と想像すると、その果てしなさに目がくらみそうにもなります。

将来の目標、キャリアビジョン

将来は、スペシャリストではなくマネジメントを志しております。時代と共に改善されてはいるけれども、やはりIT業界には「ブラック」というイメージがつきものです。十全に能力が活かせない/荷が重すぎる環境で苦しんでいる状況にいる方もいらっしゃるかもしれません。そういった方々が、それぞれが輝ける環境で働けるような場を整える立ち位置に付きたいと考えております。より多くの人が、もちろん自分も含め、最高のパフォーマンスを発揮できる環境を用意出来るようになることが私の目標です。またご時勢的にも、人と人とのつながりが希薄になりがちです。適度な距離感はもちろん大切ですが、つながりを求める人に寄り添えるような環境を作っていきたいと思います。

応募者の方へメッセージ

初めてIT業界に足を踏み入れようとしている方へ IT業界はそう怖いところではないです。ある程度のことはなんとかなります。私も未経験として入社しましたが、社内プレゼンなど面白そう！　と思ったことにガンガン挑戦しています。入社前は挑戦することそのものを恐れていた私ですが、多くの方に支えていただき前に進む力を得ることができました。これも先輩や裏方の方々、キャリアカウンセラーの方など支援してくださる方がいらっしゃるおかげだと思います。夜勤は嫌だ、リモートが良い、残業は嫌だ！！！　等々。　一人一人に、「こういう生き方がしたい」という考えがあると思います。そういった要望をなるべく応えようとしてくれる会社です。何はともあれ、まずはお話をしてみてはいかがでしょうか。私たちのいる場所が、あなたが輝ける場所であることを祈ります。

INTERVIEW社員インタビュー

interview 03「面白そう」が原動力